軍計篇

勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む

●勝兵(しょうへい)は先(ま)ず勝(か)ちて而(しか)る後(のち)に戦(たたか)いを求(もと)め、敗兵(はいへい)は先(ま)ず戦(たたか)いて而(しか)る後(のち)に勝(か)ちを求む人間、生きていればトラブルに巻き込まれることはある。これは...
軍計篇

善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり

●善(よ)く戦(たたか)うものは、勝(か)ち易(やす)きに勝(か)つ者(もの)なり軍形篇三勝(かち)を見(み)ること衆人(しゅうじん)の知(し)る所(ところ)に過(す)ぎざるは、善(ぜん)の善(ぜん)なる者(もの)に非(あら)ざるなり。戦(...
軍計篇

先ず勝つべからざるをなして、以って敵の勝つべきを待つ

●先(ま)ず勝(か)つべからざるをなして、以(も)って敵(てき)の勝(か)つべきを待(まつ)つ軍形篇一孫子曰わく、昔(むかし)の善(よ)く戦(たたか)う者(もの)は先ず勝つべからざるを為(な)して、以って敵の勝つべきを待つ。勝(か)つべから...
謀攻篇

彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず

●彼(かれ)を知り己(おのれ)を知れば、百戦(ひゃくせん)して殆(あや)うからず「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」についてより詳しく教えてください。「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」という言葉は、孫子の教えの一部であり、戦略...
謀攻篇

以って戦うべきと、以って戦うべからざるとを知る者は勝つ

●以(も)って戦(たたか)うべきと、以(も)って戦(たたか)うべからざるとを知(し)る者(もの)は勝(か)つ「以って戦うべきと、以って戦うべからざるとを知る者は勝つ」についてより詳しく教えてください。「以って戦うべきと、以って戦うべからざる...
謀攻篇

小敵の堅は大敵の擒なり

●小敵(しょうてき)の堅(けん)は大敵(たいてき)の擒(とりこ)なり故に用兵の法は、十なれば則(すなわ)ちこれを囲み、五なれば則ちこれを攻め、倍すれば則ちこれを分かち、敵(てき)すれば則ちこれと戦い、少なければ則能ちよくこれを逃れ、しからざ...
謀攻篇

上兵は謀を伐つ

●上兵(じょうへい)は謀(ぼう)を伐(う)つ戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり。故に上兵は謀を伐つ。「上兵は謀を伐つ」についてより詳しく教えてください。「上兵は謀を伐つ」とは、『孫子』という古代中国の兵法書における言葉です。この...
謀攻篇

百戦百勝は善の善なるものに非ず

●百戦百勝(ひゃくせんひゃくしょう)は善(ぜん)の善(ぜん)なるものに非(あら)ず「百戦百勝は善の善なるものに非ず」についてより詳しく教えてください。「百戦百勝は善の善なるものに非ず」は、戦争において連戦連勝することが必ずしも善であるとは限...
作戦篇

兵は勝つことを貴び、久しきを貴ばず

●兵(へい)は勝(か)つことを貴(たっと)び、久(ひさ)しきを貴(たっと)ばず故に兵は勝つことを貴ぶ。久しきを貴ばず。故に兵を知るの将(しょう)は、生民(せいみん)の司命(しめい)、国家安危(こっかあんき)の主(しゅ)なり。「兵は勝つことを...
作戦篇

智将は務めて敵に食む

●智将(ちしょう)は務(つと)めて敵(てき)に食(は)む故に智将は務めて敵に食む。敵の一鍾(いっしょう)を食(は)むは、吾(わ)が二十鍾(にじゅっしょう)に当(あ)たり、キ(上に艸、下に己心)カン(左に禾、右に干)一石(いっせき)は吾(わ)...