作戦篇

●兵（へい）は勝（か）つことを貴（たっと）び、久（ひさ）しきを貴（たっと）ばず故に兵は勝つことを貴ぶ。久しきを貴ばず。故に兵を知るの将（しょう）は、生民（せいみん）の司命（しめい）、国家安危（こっかあんき）の主（しゅ）なり。「兵は勝つことを...

●智将（ちしょう）は務（つと）めて敵（てき）に食（は）む故に智将は務めて敵に食む。敵の一鍾（いっしょう）を食（は）むは、吾（わ）が二十鍾（にじゅっしょう）に当（あ）たり、キ（上に艸、下に己心）カン（左に禾、右に干）一石（いっせき）は吾（わ）...

●善（よ）く兵（へい）を用（もち）うるものは、役（えき）、再（ふたた）び籍（せき）せず、糧（りょう）、三（み）たびは載（さい）せず「善く兵を用うるものは、役、再び籍せず、糧、三たびは載せず」についてより詳しく教えてください。「善く兵を用うる...

●兵（へい）は拙速（せっそく）を聞（き）くも、いまだ巧（こう）の久（ひさ）しきを賭（み）ざるなり「兵は拙速を聞くも、いまだ巧の久しきを賭ざるなり」についてより詳しく教えてください。「兵は拙速を聞くも、いまだ巧の久しきを賭（み）ざるなり」は、...

二　作戦篇一孫子曰わく、凡そ用兵（ようへい）の法は、馳車千駟（ちしゃせんし）・革車千乗（かくしゃせんじょう）・帯甲十万（たいこうじゅうまん）、千里にして糧（りょう）を饋（おく）るときは、則（すなわ）ち内外の費、賓客（ひんきゃく）の用、膠漆（...